SSブログ

余市deニッカ工場見学 [旅行]

試飲2.jpg

登別からホテルの送迎バスで札幌に到着。ホテルに荷物を預けて『マッサン』で有名になったニッカウヰスキー北海道工場・余市蒸溜所に行って来ました。

電車で余市に.jpg

電車で余市に行くには小樽からワンマンの単線の電車に乗り換えして行くのですが、電車の本数が凄く少ないので1本乗り遅れると大変。朝ごはんはホテルでしっかりと食べたので、札幌駅横の大丸の地下で『ちびいなり』と飛行機のラウンジから持ち帰った『おかき』と『HORIの飲むピュアゼリー』。このHORIの飲むピュアゼリーは、あの有名な 夕張メロンピュアゼリー の飲むバージョン。も一つ言えば開拓おかきやシュークリームでも有名な北菓楼の別会社です。味はピュアゼリー と同じでメロンを食べているようでした。電車などではストローで簡単に食べれるのでいいですね。美味しかったです。

リタロード.jpg

余市の駅前から余市蒸溜所までの道路は『リタロード』と名付けられていました。『マッサン』効果にのっかってますね。

工場内入口.jpg

駅舎から外に出ると数百メートル先に小さなレンガの建物『ニッカウヰスキー北海道工場・余市蒸溜所』があります。ビックリする位に小さな建物で最初はわかりませんでした。

工場見学.jpg

事前に工場見学の申し込みをしていましたが、工場見学ツアー客以外の一般の方々もみんな普通にまわれるみたいだったのでツアー申込なしでも十分に楽しめると思いました。

石炭で火入れ.jpg

しいて言えば単式蒸溜器(ポットスチル)が並ぶ蒸溜棟だけ奥まで入って見れたと言う感じかな?余市では昔ながらの石炭による「石炭直火蒸溜」が行われており、温度調節が難しく熟練の技が必要で100度の温度が保たれているらしいです。
ピンクの丸で囲んだ小さな釜は創立当時に使用していた釜で、釜の上部にしめている注連縄は、創業者のマッサンの実家が造り酒屋を営んでいたので、その風習を取り入れ「良いウイスキーが出来ますように」としめているみたいです。良い風習だと思いました。

マッサンの事務所.jpg

マッサンが使っていた社長室?兼、事務所?となる建物にはニッカウヰスキーの最初の名前や歴史が書いてありました。
最初の名前は「大日本果汁株式会社」と言う名前で、初期は余市の特産品であったリンゴで、リンゴジュース (商品名は日果林檎ジュース)を販売していたらしいです。なのでシードルなど他にはあまり扱っていない林檎の炭酸ジュースなどを売っているのですね。なんだか納得です。
そこから略称「日果 (にっか)」をカタカナで書き、現在のブランド名になっています。

工場建物.jpg

工場内の建物も全てがこぢんまりしていると言うのが正直な感想で、本当に創立当初のままで保存しているのだと思いました。外部は昔ながら趣を感じますが、内部はどこも綺麗にメンテナンスがされていました。この状態で保存するには経費もかさむとは思いますが、この工場を大切にされているのが伝わり会社の好感度は凄く上がりました。

敷地内.jpg

敷地内は自然もいっぱいで手入れも行き届いていました。少しですが紅葉も見れました。この敷地内で『竹鶴政孝とリタ』の住まいもあり、また綺麗に保存されていました。

ニッカのシンボル.jpg

工場内にあるウイスキー博物館を入るとニッカのマスコットキャラクターの『ローリー卿』がど~んとお目見えです。すすきの交差点の有名なニッカの大看板から持ってきたのかと思いました。ニッカを知らなくても、このマスコットキャラクターなら見た事がある人は大勢いると思います。私もその一人でお酒には興味はないけど、このマスコットキャラクターの『ローリー卿』は知っている一人でしたから…

ミュージアム展示物.jpg

ウイスキー博物館の中はウイスキー関する色んな資料やマッサンやリタの遺品や家具など色んな物がありました。

ミュージアム内.jpg

中でも印象的なのは圧巻のウイスキーの樽。このような光景はあらゆる場所で見れます。本当にウイスキーやマッサンとリタを愛している会社だと感じました。

試飲1.jpg

正面入口の反対側は一般の駐車場になるのですが、そちらの方に売店・レストラン・ウイスキーの試飲会場などが集結しています。試飲は『竹鶴・スーパーニッカ・アップルワイン・烏龍・リンゴジュース』のアルコール3種類、ソフトドリンク2種類で、誰でも入れるフリーな入口なので工場見学ツアーを申し込まなくても余市工場に行くと誰でも試飲できる素晴らしいシステムでした。

全国の工場.jpg

何にもないのどかな余市が『NHK連続テレビ小説マッサン』でビックリする程に観光客が訪れて余市もJRもニッカも対応しきれていないと電車を待っている時に地元のおじいさんに聞きました。それもそのはずで観光バスが次から次へと到着して中国の方々まで来ていましたから…試飲会場と土産物売り場は大混雑でした。

作成途中の観覧車.jpg

これは余市~札幌の間で見た観覧車です。こんな風に作っているんだと初めて知りました。

電車にコトコトと揺られながらの足早の工場見学でしたが、それなりに楽しみました。電車の本数が少ないので時間があまりなかったのが残念でしたが、あまり長くいても飽きそうなので足早で良かったかな?『竹鶴政孝とリタ』愛にあふれる工場でしたし、他の色んな工場より自由で好感度は本当に良かったです。楽しい旅行の思い出になりました。

ニッカウヰスキー余市蒸溜所
北海道余市郡余市町黒川町7-6
TEL 0135-23-3131
見学時間 9:00~17:00

nice!(20)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 20

コメント 7

くまら

去年、北海道へ鞄持ち旅行が決まった時
当初、ニッカの工場巡りも予定に入ってましたが
下戸の方が多かったので、行けずじまいでした><;
by くまら (2015-10-23 15:40) 

lovin

今年の6月に行きました!
車だったので、、すばらしい試飲会場でもジュースでした。。。
飲みたかった!(笑)
by lovin (2015-10-23 15:57) 

獏

ここはゼヒ行ってみたいです♬(^w^)
マッサンは広島県出身なので何となく親近感が☆


by 獏 (2015-10-23 18:31) 

ソニックマイヅル

素晴しいところに見学されていますね。A社に勤めていた頃は系列会社ですので取扱っていました。そして、銀座のバーで蒸留酒の飲み方講座なども受講しました。今はオールド物を少しずつ頂いています。番組の影響もあって人気が高まってきていますね。^^;
by ソニックマイヅル (2015-10-23 18:34) 

vivian

*:..。o○☆*くまらさま♪一番海苔まいどです♪
そうですね…工場見学は飲めないとね~と思っていましたが
この工場は今までで一番良かったと思いますので次回は是非に^^;

*:..。o○☆*lovinさま。いつもありがとうございます♪
はい♪覚えてますよ~(^^)/ 飲めなくても楽しい工場ですよね♪
私は電車でしたのでウーロンとりんごワインを楽しみました(^^)v

*:..。o○☆*獏さま。いつもありがとうございます♪
この工場は本当におススメ♪都会の登場とは違う時間が流れており
色んな意味でお客様にも奉仕の気持ちが伝わって来ましたから~♪

*:..。o○☆*ソニックマイヅルさま。いつもありがとうございます♪
そうなんですね♪系列会社になるからウーロンはA社だったんだ~
A社って色んな人気お酒メーカーが傘下に入っているのですね^^;

☆彡シルフさま。T8892385Kさま。wattanaさま。
  剛力ラブさま。mangaharaさま。nandenkandenさま。
  コミックンさま。ぐすさま。さらまわしさま。
  Ujiki.oOさま。ぼんぼちぼちぼちさま。
  ご訪問にnice!ありがとうございます♪

by vivian (2015-10-27 10:58) 

ayu15

多分効率よくなく維持が大変かもしれませんが、そういうのを大事に保存して公開しているのはとてもいいなあと思いました。
by ayu15 (2015-11-12 08:48) 

vivian

*:..。o○☆*ayu15さま。nice!にコメントありがとうございます♪
そうですよね♪この余市工場は儲けとか採算とかを度外視して
会社の歴史や支えてくれたお客様などの事を考えた工場だと
私も感じたので会社の社風も良いのだと思いましたね(^O^)/
by vivian (2015-11-12 10:33) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。